中村酒造 - 徳之島・天城町で育む、伝統の「手造り」と郷土愛溢れる名酒
徳之島の西部に位置する天城町(あまぎちょう)。豊かな農地と闘牛の文化が根付くこの地で、1965年から酒造りを続けるのが中村酒造(なかむらしゅぞう)です。徳之島の5つの蔵元が協力する「奄美酒類」の一員として、また独自の「こだわり」を持つ蔵として、長年島人に愛されています。
蔵のこだわり:天城町の豊かな大地と、真心込めた「黒糖」の追求
中村酒造の酒造りを象徴するのは、天城町の力強い風土です。サトウキビの栽培が盛んな天城町の恵みを最大限に活かすため、原料の黒糖の質にこだわり、丁寧な仕込みを行います。醸造過程では、黒糖本来の香ばしさと、米麹が醸し出す豊かなコクのバランスを追求。大規模な蔵ではありませんが、その分、一滴一滴に蔵人の目が行き届く「実直な酒造り」が最大の誇りです。
蔵元データ
| 会社名 | 中村酒造 株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 1965年(昭和40年) |
| 所在地 | 鹿児島県大島郡天城町平土野43-12 |
| 代表銘柄 | なかむら、あじゃ |
伝統の常圧蒸留。徳之島の「素朴な旨さ」を形にする
中村酒造では、素材の良さをストレートに伝える「常圧蒸留」を長年守り続けています。黒糖特有の甘美な香りを逃さず、かつ後口のキレを追求することで、徳之島の食事(郷土料理)とも最高にマッチする味わいを目指しています。蒸留後の原酒が蔵で静かに眠る時間は、荒々しい個性を「まろやかな満足感」へと変える、天城町ならではの魔法。一口飲めば、その素朴でいて深い旨さに心が和みます。
代表的な銘柄
- なかむら:蔵の名を冠した誇りの銘柄。常圧ならではのリッチなコク。
- あじゃ:徳之島を代表する共通ブランド。中村酒造の技術がその奥深い味わいの一部を支えています。
天城町の元気を届ける一杯
天城町は、情熱的な闘牛や豊かな自然に恵まれた、徳之島の活力の源です。中村酒造の焼酎には、そんな土地の賑わいと、島人たちの実直で明るい気質が反映されています。派手さはありませんが、芯から美味しい。徳之島の西から、天城町の風を感じる一杯を、今夜ぜひあなたのテーブルに。