徳田酒造(内東蔵) | 沖永良部島の黒糖焼酎蔵元 | Sakelog
歴史と蔵元の概要
徳田酒造(内東蔵:ないとうぐら)は、春になると純白の「えらぶゆり」が咲き誇る隆起サンゴ礁の島・沖永良部島の和泊町(わどまりちょう)にて、昭和20年代から長年にわたって黒糖焼酎の製造を支えてきた歴史ある蒸留所(内東工場)です。
沖永良部島は、サンゴ礁が長い年月をかけて蓄積して出来た島であり、島中を吹き抜ける心地よい海風と豊かなミネラルに満ちた土壌が特徴です。徳田酒造の内東蔵は、この大自然の恵みを一身に受けながら、島の人々の暮らしと祝いの場に寄り添うお酒を実直に造り続けてきました。本体である徳田酒造の廃業に伴い操業を終了いたしましたが、沖永良部島の本格黒糖焼酎の草創期を支えた蔵元として、その名前は今も島民や本格焼酎ファンの心に刻まれています。
沖永良部島の風土:テッポウユリが咲き誇り、サンゴの潮風が通り抜ける美しい海岸線の風景。
蔵元データ
| 蔵元名 | 徳田酒造(内東蔵) |
|---|---|
| 所在島 | 沖永良部島 |
| 所在地 | 鹿児島県大島郡和泊町和泊536 |
| 創業 / 設立 | 1950年頃 |
| 代表ブランド | 沖永良部酒造共同銘柄(「稲乃露」「えらぶ」など) |
| 現状 | 廃業(沖永良部酒造によるブレンド原酒維持・共同製造管理) |
水・麹・蒸留と「沖永良部酒造」への貢献
沖永良部島では、島内の小規模な蔵元が手を取り合い、共同で製品をブレンド・販売する「沖永良部酒造」の共同運営スタイルが古くから確立されています。
徳田酒造(内東蔵)は、その伝統的な共同体制の中で、伝統的な常圧単式蒸留による厚みのある原酒造りを担当していました。サンゴ礁の大地がじっくりと育んだ高硬度のミネラル地下水を贅沢に使い、白麹仕込みで丁寧に仕込まれたその原酒は、しっかりとした穀物様のコクと黒糖の力強い甘みを有しており、「稲乃露」や「えらぶ」などの代表銘柄の味わいに「深いコクと力強さ」を与える極めて重要な原酒となっていました。
関連する代表銘柄 / 共同ブランド
内東蔵としての単独製造は終了しておりますが、その伝統と技術が注ぎ込まれた共同ブレンド製品は、今も沖永良部酒造を通じて多くの人々に愛されています。
地図 / アクセスマップ
鹿児島県大島郡和泊町和泊536(かつての所在地)
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Sakelog 編集部
奄美群島の伝統文化「黒糖焼酎」の魅力を正しく、深く伝えるための専門編集チームです。 記事執筆にあたっては、鹿児島県酒造組合の公式資料や特許庁の地域団体商標情報などの一次ソースを必ず確認し、正確な情報の提供に努めています。